部長あいさつ

 感染症はウイルス、細菌、真菌など多種多様な病原体が原因となって引き起こされるものであり、また感染症を発症する人の状態も健康な人から免疫低下状態にある人まで様々です。

 久留米大学病院では1978年4月に感染防止対策委員会が発足し、2002年に感染対策委員会、2004年に感染制御部が設置され、臨床検査部教授佐川公矯が初代部長に就任されました。2007年4月より私が二代目の感染制御部部長となり、副部長の升永、感染看護認定看護師の三浦とともに感染対策や感染症コンサルテーションなどに従事していましたが、2014年4月より増員が認められ、現在医師3名と看護師2名の計5名が感染制御部に所属し、専任の薬剤師、臨床検査技師を含む感染対策委員会のメンバー18名で構成されるインフェクションコントロールチームおよびリンクナース会とともに業務を担っています。

 感染制御部の仕事は、病院内において感染症の正確な診断をできるだけ迅速に行い、適切な治療の助言を行うとともに、院内感染として広がっていく可能性がある病原体に対しては、できるだけすばやくその感染経路を遮断し、周囲への拡散を防ぐこと、普段より院内感染を引き起こしうる病原体に対してはモニタリングを行い、感染症の発生を未然に防ぐことなどです。また病院は病気になった方々が治療をするために訪れるところであり、その中には感染性のある病気も含まれていますので、病院職員が感染症に陥り、そこから病気が広がっていかないよう病院職員の安全管理についても重要視しています。

 病院は医師、看護師、薬剤師など様々な職種の職員が働き、チームワークをもって医療を提供しています。従って、院内感染を防ぐためには一部の人間のみが頑張るのではなく、全ての職員が感染制御に対して高い意識を持ち続けることがとても重要です。また、感染制御の手法は時代とともに変化していくものです。私達は現状の対策に満足することなく、常に国内外を問わず感染対策の手法に見聞を広め、良い対策は積極的に取り入れ、その後の検証を怠らない様努力していくつもりですし、研究手法を駆使して新たな感染制御のエビデンスの構築にも取り組んでいきたいと考えています。

 

2014年6月17日

久留米大学病院 感染制御部 部長 渡邊 浩

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