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更新日付 | 2013/12/03

ハイブリッド型手術室について

久留米大学病院に ハイブリッド手術室が完成しました。

今年2013年10月、久留米大学病院の手術室(総合診療棟 4階)に ハイブリッド手術室が完成しました。

ハイブリッド手術室とは、手術室に放射線透視装置を造設したものです。通常、放射線透視装置は手術室ではなく検査室に設置されます。手術室と透視装置を統合したという意味でハイブリッドと呼ばれています。

手術を必要とする病気に対して、小さな傷で痛みや出血も少なく短時間にできる治療は、患者さんと医師たちの夢でした。これを実現させるひとつの方法がカテーテル治療です。カテーテルとは細長く柔軟な医療用の管のことで、これを病変から離れたところより体内に挿入し、その中を通して様々な機器を用いた治療を行うことをカテーテル治療といいます。大きな切開で直接病変に到達しなくても治療が可能な低侵襲治療法のひとつですが、この方法を行うためには、体内のカテーテルの動きや病変自体をレントゲンで詳細に把握しなければなりません。

今回、久留米大学病院では、血管造影検査や3次元CT撮影などが可能な最新鋭のPhilips社製の天井吊り下げ型放射線透視装置とMaquet社製の万能手術台を採用しました。透視装置は高度な透視性能を備えたもので、体内の対象物を鮮明な画像で大きな液晶モニターに映し出します。万能手術台は多様な手術において、患者さんの体位を最適にします。これらの装置が手術室内に設置されたことで、通常の定型的手術とカテーテル治療を統合して行うことができます。患者さんの病状にあわせて、ある部分は通常手術、ある部分はカテーテル治療といった、お互いの利点を存分に発揮しあえるハイブリッド手術が、とても清潔な空間のなか、極めて高い精度で可能となります。

心臓、血管、脳、内臓、骨などの疾患に対して、これらの低侵襲かつ高度なカテーテル治療やハイブリッド手術が広がっていくことは、これらの病気で苦しむ患者さんにとって大きな福音となるでしょう。久留米大学病院の心臓血管外科・内科、脳神経外科、整形外科、小児科などが、今後もこのハイブリッド手術室で、日夜診療に励んでいきます。

※ステントグラフト内挿術についての詳細はこちら

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