乳腺外科・一般外科総合外来

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月曜日~金曜日 8:30~17:00
TEL:0942-31-7612 FAX:0942-31-7612

概要

久留米大学乳腺・一般外科外来は昭和63年より乳腺・内分泌外科グループとして独立して診療しています。当時は乳腺疾患に対する関心が現在ほど高くはなく、独立した診療科では九州ではいわば先駆けとして発足し、以後臨床経験を蓄積しています。 乳腺疾患、特に乳癌の頻度は毎年増加しておりますが、乳癌は早期発見と適切な治療により良好な予後だけでなく、治療後の生活の質の改善が期待できます。

特徴

当科では最新の知識と最新の診断技術、エビデンスに基づいた治療とフォローアップを念頭に、経験豊富なスタッフにより治療が行われています。画像診断としてマンモグラフィー、乳腺エコー、MRI、PETなど各種先端検査機械による精密検査が可能であり、組織診断ではコアニードルバイオプシー、エコー下マンモトーム生検やデジタルマンモグラフィーによるステレオガイド下マンモトーム生検を実施しています。組織診断では、当院病理部との密接なタイアップにより、治療前に乳癌バイオマーカー診断を行うことによる術前化学療法の個別化治療を可能にしており、迅速組織診断も可能であるため、温存手術時の切除組織断端やセンチネルリンパ節生検の術中組織診断も行う体制を整えております。また今秋に最新のデジタルマンモグラフィー撮影(フラットパネル)装置・生検装置の導入を予定しており、今まで描出困難であったような病変の更なる診断や生検困難であった病変の生検検査を可能にしてまいります。

手術では根治手術はもとより、乳房温存手術、センチネルリンパ節の同定による腋窩リンパ節郭清の省略、乳房同時再建、後背筋充填による乳房形成術など、根治性を保ち、美容及び機能の面で十分配慮した手術を実施しています。また放射線科、麻酔科など他診療科と連携して、全身的疾患を有する方、高齢の方にも安全に手術や放射線治療を行える体制を整えており、術後補助療法としての放射線治療や化学療法も放射線治療センターやアメニティセンターなどを利用して外来通院で安全に行う体制を整えております。 

研究に関しましては先端癌治療研究センターにおいて乳癌の分子標的治療、乳癌細胞におけるシグナル伝達の解明やナノテクノロジーによる乳癌診断と治療など、直接臨床に応用できる研究の実績を積み、さらには腫瘍免疫グループや集学治療センターとの共同研究でCTL, LAKなどの細胞性免疫療法やワクチン療法を大学病院で従来の標準治療法と並行して乳癌の集学治療も行っております。

以上のように当診療科は地域のがん拠点病院としての役割を担い、地域医療施設との密接な連携を保ちながら、患者さんの立場を第一に考え、現時点におけるバランスのとれた最良の医療を心がけています。もしも、乳房、腋や頸にしこりや痛みなどの症状がある場合にはまず、外来を受診されてみてはいかがでしょうか。また、症状が無くても各検診施設で乳がんの定期健診をお勧めいたします!

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