久留米大学病院では、内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」を九州で初めて導入し、人工知能(AI)を用いた大腸ポリープの内視鏡診断を2019年6月18日から開始しました。
大腸がんは、大腸内視鏡を用いて早期がんや前がん病変である「腫瘍性ポリープ」を切除することで、死亡率減少に寄与することが海外の研究で報告されています。ポリープには、腫瘍性ポリープの他に、切除する必要のない「非腫瘍性ポリープ」も存在するため、医師は検査中に両者を的確に判別する必要があります。
今回、導入した内視鏡システムは、最大520倍に拡大された細胞核レベルの画像を人工知能(AI)がリアルタイムに解析することで、腫瘍・非腫瘍の判別における医師の診断を補助、診断精度の向上および判断時間の短縮による患者さんの負担軽減が期待されます。
当院では当システムにより、筑後地区の大腸がん発生および大腸癌死亡率を効率よく低下させることを目指しています。
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内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」
内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」を導入しました。