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久留米大病院

採用情報

病院長挨拶

久留米大学病院 病院長 野村 政壽
久留米大学病院ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

当院の歴史は、1928年に創立された九州医学専門学校附属病院に始まり、今年で創立95周年を迎えます。筑後平野から有明海に注ぐ九州最長の大河、筑後川の豊かな水と緑に育まれた久留米市に位置し、「人と地球にやさしい、生命(いのち)を慈しむ医療」を理念として、患者と患者家族に寄り添い、安心・安全な医療を実践し、地域と共に発展してまいりました。現在の久留米大学病院は、特定機能病院として、福岡県南、隣接する県を中心とする約100万人の地域医療圏のなかで、最後の砦としての役目を果たしています。新型コロナウイルス感染症や頻発する自然災害等の緊急事態に際しては、地域医療を支える役割を担っています。
 
久留米大学病院はがん診療の拠点病院であるとともに、高度救命救急センターを有する高度急性期病院でもあります。個々の患者さんに最適な医療を提供するため、循環器病センター、呼吸器病センター、周産母子医療センター、がん集学治療センターなどを設置し、手術支援ロボットを導入するなど、安全な医療環境を整えています。年間延べ46万人の外来患者さん、延べ30万人の入院患者さんの診療を行ない、手術件数も年間7千件を超えています。これら久留米大学病院で行われる診療は、医師、看護師、薬剤師のほか、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士などのメディカルスタッフ、事務職など多職種で総勢約2,400名のスタッフによって支えられています。私たちは常に医療安全を最優先し、皆様の健康と幸福に少しでも貢献できるよう、一丸となって取り組んでいます。また、大学病院は高度先進医療の臨床教育拠点として、医学部医学科、看護学科の学生をはじめ、多くの医療関連職の学生実習や、臨床研修医、専門医の研修を行っています。地域医療を支える優れた医療人を育成し、現在はまだ診断や治療が困難な病気の解明にも力を入れ、予防・診断・治療法を開発し、医学・医療の発展にも貢献していきたいと考えています。
 
これからも職員全員の心と力を合わせ、久留米大学病院の理念を貫き、より良い医療を目指してまいります。皆様のご支援ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
 
令和5年4月 病院長 野村政壽
平成22年に創立80周年記念事業で久留米大学病院の病院本館が完成しました。
その開院記念の中島元病院長による病院紹介のDVDです。