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久留米大病院

採用情報

高度救命救急センター

診療内容

主な対象疾患

救急科は、あらゆる救急疾患の初期診療と複数の診療科領域にわたるすべての重篤な救急患者さんの診療を担当する専門診療科です。24時間体制で緊急処置を要する重症患者さんの診療を行っており、緊急治療を必要とするショックや呼吸不全、意識障害などの重症病態が対象となります。
  • 病院外心停止(心停止後症候群に対する治療も含みます)
  • 外傷
  • 熱傷
  • 急性腹症
  • 敗血症
  • 多臓器不全
  • 急性中毒
  • 体温異常(熱中症や低体温症)
  • 特殊感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風等)
  • 急性冠症候群
  • 大動脈疾患(急性大動脈解離、大動脈瘤破裂など)
  • 脳卒中
  • 呼吸不全
  • 心不全
  • 出血性ショック
  • 意識障害
  • 複数の専門領域診療科にわたる重篤な病態

救命センターでは、病院前救急診療や災害医療、教育にも力を注いでいます

福岡県ドクターヘリ

救急専用の医療機器を装備し、救急医療の専門医師と看護師が搭乗した専門ヘリコプターです。これを救命救急センターに常駐させ、消防機関等からの出動要請に基づき、救急現場に向かい、現場及び救命救急センターに搬送するまでの間、患者に救急医療を行います。 全国で5番目に福岡県に配備され、学校法人久留米大学が事業主体となり、久留米大学病院高度救命救急センターを基地病院として、平成14年2月1日から福岡県全域を対象に運航を開始しました。平成15年9月30日からは、佐賀県全域に、現在は大分県一部にも運航しています。平成26年12月からは佐賀県と相互応援に関わる基本協定を締結し、自県で対応できない事案を相手県が補完することが可能となっています。
実績 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
全要請数 293 284 254 243 283 
(内訳) 現場出動 201 193 177 188 199 
病院間搬送 41 43 43 33  58
出動後キャンセル 18 16 7 1  5
出動前キャンセル 33 32 27 21  21

久留米市ドクターカーシステム

平成28年4月1日より重症傷病者の救命率の向上と後遺症の軽減及び高度化する救急業務に対応するための救急救命士に対する生涯教育体制の確立を目的とした、派遣型救急ワークステーションを活用したドクターカーシステムを久留米市、久留米広域消防本部、久留米大学病院・聖マリア病院が連携協力し運行しています。救急隊員が病院内に常駐し救急業務を行う派遣型救急ワークステーションの救急車に、医師及び看護師が同乗し重症事案に対応します。
実績 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
要請数 423 494 133 112 151 
出動前・後キャンセル 132 113 22 14  30
現場出動 291 381 111 98  121
搬送先 大学・救命センター 66 92 25 26 30 
大学病棟 10 6 2 0  1
他3次施設 107 160 37 36  47
1・2次病院 107 122 46 36  43
不搬送 1 1 1 0  3

災害時の医療体制の確保

災害拠点病院として災害時の救命救急機能の充実を図り、災害を想定した訓練でも中心的役割を果たしています。DMAT:disaster medical assistance team(災害救援医療チーム)活動にも力を注いでおり、常に国内外の災害医療に貢献します。