高度救命救急センター
ご挨拶
センター長挨拶
久留米大学病院高度救命救急センターは、1981年6月に救命救急センターとして開設された三次救急医療施設です。1990年からは地方都市における救命救急センターの課題でもある長距離搬送時の病態悪化の対策としてのドクターカーの運用を開始し1994年に九州で初めての高度救命救急センターとなりました。2002年からは我が国5番目のドクターヘリ導入施設として運航を開始し、現在では重症多発外傷患者を始め重篤な救急患者に対して、救急現場へ直接着陸することによって早期治療開始が可能となり、救命率の向上と後遺症の軽減にドクターヘリ運航はその役目を確実に果たしています。2016年からは救急隊が院内に待機し、救急要請があれば医師、看護師同乗で現場に向かい治療を開始するワークステーションドクターカーを開始しております。そして、我が久留米大学病院は災害拠点病院としてのDMAT活動にも力を注いでいます。災害、病院前救急のみならず、救急搬入された患者さん初期診療、外科的治療、集中治療管理をして退院までの診療ができる体制を作っています。
久留米大学病院 高度救命救急センター長
久留米大学医学部 救急医学講座 主任教授
高須 修