緩和ケアセンター

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月・金曜日 9:00~12:00
TEL:0942-31-7661 FAX:0942-31-7661

理念: 患者さんと家族が穏やかに過ごせるように支援します。

基本方針:

1. 心とからだのつらさをやわらげます
2. その人らしく生きることを医療チームで支えます
3. 希望される場所で安心して療養できるように支援します
4. 地域への緩和ケアの提供と普及に努めます

緩和ケアとは

がんなどの生命を脅かす病気による問題に直面している患者さんとそのご家族に対して、病気の早い時期から痛みを始めとした身体問題、不安などの精神問題、仕事・家族などに関する社会的問題、死の不安などの魂の問題に関して的確な評価を行い、それが障害とならないよう、予防したり対処したりすることにより患者さんとそのご家族の生活の質を改善するための方策のことです。

世界保健機関(WHO)による緩和ケア定義の意訳

概要

緩和ケアセンターでは、がんによる身体や心の痛みなどの苦痛を和らげ、ご家族と共に穏やかで有意義な日々を過ごして頂く為の医療を行っています。大学病院の知識と技術を利用して、がんによる患者さんの症状緩和に対する治療を積極的に行っています。

特徴

当院に入院中の患者さんには緩和ケアチームが、外来通院中、または当院以外での治療中の患者さんには緩和ケア外来で、症状緩和に対する治療を行います。患者さんやご家族の希望を尊重し、少しでも充実した日常生活を過ごせるよう援助いたします。

癌性疼痛に対する神経ブロック治療について
・腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)― 膵臓癌、胃癌、その他の上腹部の痛み
・下腸間膜動脈神経叢ブロック ― 左側の腹部~左下腹部の痛み
・上下腹神経叢ブロック ― 骨盤内臓由来(直腸、膀胱、子宮など)の下腹部の痛み
・不対神経節ブロック ― 肛門部の痛み、会陰部の痛み
・脊髄くも膜下フェノールブロック ― 胸壁の痛み(乳癌や肋骨転移など)、仙骨部、肛門部の痛み。神経破壊剤により場所によっては上肢や下肢の運動障害が出現するため注意が必要。
・肋間神経フェノールブロック ― 肋間神経の痛み、胸壁の痛み(乳癌や肋骨転移に伴う痛みなど)
・腕神経叢ブロック ― 上肢の痛み。局所麻酔薬では効果が一時的であるため、カテーテルを用いた持続鎮痛法となる。神経破壊薬を用いると上肢が麻痺する。
・硬膜外ブロック ― 頚部から下肢までどこの痛みに対しても適応があるが、カテーテルを用いた持続鎮痛法となる。
・脊髄くも膜下持続鎮痛法 ― 脊髄くも膜下にカテーテルを挿入し持続的に薬液を注入する方法。全身どこでも適応がある。
・腰部交感神経節ブロック ― 下肢の痛みに対して、血流改善が期待できる。
いずれのブロックも血液サラサラの薬を飲んでいると適応にはなりません。また全身状態が悪ければ危険性も高くなります。痛みに対して、神経ブロックを検討する場合は、出来るだけ早期に検討し、痛みで酷く困る前に行うことをお勧めいたします。

お問い合わせ


TEL: 0942- 27-7638