当院では1日約2400食を提供するため、計画的大量調理に有効な「ニュークックチル」システムを導入しています。このシステムは加熱調理後急速冷却し、衛生的にチルド保存。食事提供直前のタイミングでIH再加熱カートを使用し再加熱する計画的調理方法であり、食事提供の数日前に調理しても食品の安全を担保でき、適時適温での食事提供と品質の安定化を図ることができます。
再加熱後は、速やかに食事を提供し、料理に人の手が加わることがないので、食中毒等の リスクを低減し、高い安全性を確保できます。また、数日前に計画的に調理ができるため、作業の効率化の面でもメリットがあります。
厨房では、多種多様な食種があり、提供食数も多いため、40名のスタッフでシフト編成を行い、調理師と配膳スタッフの共同作業で調理や盛り付けを行います。
献立は管理栄養士が作成します。個々の病態によって、一般食、特別食、アレルギー食と多種多様な食種の献立を作成します。栄養面だけでなく、味や色合いも考慮して、食欲をそそり、満足いただける給食の提供に努めます。検食や残菜調査を行い、定期的に献立の見直しを行います。管理栄養士・栄養士は給食管理業務として、厨房で食数・アレルギー食の管理や配膳のチェック等を行います。また、新生児のための調乳作業・母乳管理も行っています。
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