臨床検査は診断や治療のための必要な検査を指し、臨床検査部は「正確な検査データを迅速に提供する」ことが求められています。我々の検査部では、国際規格であるISO 15189を2015年に取得しており、検体検査(細胞・組織、血液、尿、体液など)の適正なデータを各臨床科へ提供する体制を整えています。また、病理部との間でISOマネジメントシステムを運用する事で、久留米大学病院の臨床検査全般を高い水準で維持する事に努めています。
臨床検査部は、大学病院の医療(診断と治療、研究、教育)を担保する重要な病院中央部門です。WHOによりパンデミック宣言がなされた新型コロナウイルス感染拡大で、臨床検査の重要性が再認識される時代となりました。部員一同、日々の精度管理に努め、臨床現場に正確な検査データを提供する努力を継続していく所存です。
このホームページが多くの患者さんや医療関係者に広く活用されることを願っております。
2022年4月
久留米大学病院 臨床検査部
部長 内藤 嘉紀