息を限界まで吸ったり吐いたりする検査です。
肺の容量(肺活量)を調べます。
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臨床検査部
肺機能検査室
検査方法と内容
<注意事項>
・空気が漏れないように鼻をクリップでつまませていただきます。
・マウスピースをくわえて、指示通りに息を吸ったり吐いたりします。
・患者さん自身に最大限の努力をして頂くため、少しきつい検査です。体調が思わしくないときは遠慮なくお申し出ください。
・検査時は締め付けのあるコルセットや入れ歯等、検査に影響を与える可能性のものは外していただく事もあります。
肺活量(VC)
努力性肺活量(FVC)
大きく息を吸った後、ろうそくの火を吹き消すように勢いよく息を吐きだす検査です。 胸いっぱいまで息を吸ってから一気に吐きだした空気の量(努力性肺活量)を調べます。 最初の1秒間に吐くことができた空気の量で気道(空気の通り道)の大きさがわかります。
機能的残気量(FRC)
約3〜4分ほど安静に呼吸を続けた後、最後は限界まで息を吸ったり吐いたりする検査です。 安静時の呼吸状態で肺に残っている空気の量(機能的残気量)を調べます。
肺拡散能(DLCO)
安静に呼吸を数回続けた後、限界まで息を吐きます。その後、一気に最大まで息を吸った状態を10秒間保ち、最後は一気に限界まで吐いて検査します。 肺から血液中へ酸素を取り込む能力(拡散能力)を調べます。