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久留米大病院

採用情報

臨床検査部

脳波検査室

検査方法と内容

脳波検査(検査時間 約60分)

頭、耳、手に合わせて26個の電極を付け、ベッドに仰向けの状態で横になっていただき検査します。電極はクリームやシールで付けるため痛みはありません。検査中は安静状態で閉眼していただき、必要に応じて開眼、過呼吸、光刺激などを行います。睡眠脳波を記録する場合は眠くなるお薬を飲んでいただくこともあります。脳神経細胞の電気的な活動(脳波)を記録し、てんかんや意識障害の鑑別などを目的に実施されます。
 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・検査当日は整髪料を使用せずに来院してください。正確な検査の妨げになります。
・睡眠脳波を受けられる方は、検査時に眠れるように前日の睡眠時間の調整をお願いします(例:いつもより1時間遅く就寝し1時間早く起床)。
・検査後、クリームで髪がべたつくことがあります(洗髪設備はありませんので御了承下さい)。
・眠くなるお薬を飲む予定の方は運転をお控え下さい。

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聴性脳幹反応(ABR)(検査時間 約60分)

頭、耳に合わせて4つの電極を付け、ベッドに仰向けになり検査を行います。検査中は安静に閉眼していただき、ヘッドホンから出る音を聞いていただきます。音の刺激による微細な脳波の変化を記録し、聴神経の異常や聴力の閾値(どのくらいの音が聞こえるか)などを調べる検査です。

 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・体に力が入っていると検査が正しくできない場合があります。
・義歯が検査に影響をあたえる場合があります。

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視覚誘発電位(VEP)(検査時間 約60分)

頭に5つの電極を付け、椅子に座っていただきます。頭や体が動かないようにした状態で部屋を暗くし、前方に設置したモニター(白黒の格子縞模様が反転します)を見ていただく検査です。視覚の刺激による微細な脳波の変化を記録し、視神経に異常がないかを調べます。

 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・モニターをしっかり見ていただかないと検査が正しくできません。

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体性感覚誘発電位(SEP)(検査時間 60~120分)

検査部位によって異なりますが、頭、首、背中などに電極を付け、ベッドに横になって検査します。手首や足首に電気の刺激をし、それに対する反応を記録することで、末梢神経、脊髄、脳を通る感覚神経のどこに異常があるかを調べる検査です。

 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・体に力が入っていると検査が正しくできない場合があります。
・電気刺激をしますので多少の痛みがありますが危険な検査ではありません。
・心臓にペースメーカーが入っている方は検査ができない場合があります。

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神経伝導検査(検査時間 30~60分)

検査部位によって異なりますが、ベッドに横になっていただき、手指、足などに電極を付けます。手首、腕、足首、膝などに電気の刺激をする検査です。手足の動きにくさや痺れの原因が末梢神経にあるかどうかを調べます。

 

 

 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・電気刺激をしますので多少の痛みがありますが危険な検査ではありません。
・心臓にペースメーカーが入っている方は検査ができない場合があります。

 

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針筋電図検査(検査時間 約30分)

筋肉に細い針の電極を刺し、力を抜いた状態、軽く力を入れた状態、強く力を入れた状態を意識的にしてもらい、筋肉から発生する電流を記録する検査です。筋肉に異常がないかを調べる目的とし、医師が検査を行います。

 

注意事項
・検査に時間がかかりますのでお手洗いは検査前にお願いします。
・針を刺しますので痛みがあります。

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