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久留米大病院

採用情報

核医学・PETセンター

PET検査の仕組み

PET検査とは

PET検査は、微量な放射線を放出する検査薬を体内に投与し、その体内分布を画像化する検査です。
PET検査の中でも、当院ではFDG-PET検査を実施しております。
この検査では、ブドウ糖にフッ素-18[18F]という放射性同位元素をつけた検査薬18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)を体内に投与します。
 
がん細胞が正常細胞に比べて、約3~8倍のブドウ糖を細胞内に取り込む性質を利用し、ブドウ糖が多く集まっている場所から、がん細胞の位置や大きさ、
さらには悪性度を調べます。

PET検査の流れ

1.検査前

検査6時間前から食事ならびに糖分を含んだ水分の摂取は控えて頂きます。
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2.検査薬の投与

問診後、検査薬を静脈注射します。
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3.待機

検査薬が全身にめぐるよう、約1時間程度は安静にして頂きます。
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4.専用の装置での検査

撮像時間は15分ほどです。
お着換え後、ご帰宅になれます。
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5.読影

専門医が診断を行い、検査結果は後日ご紹介医師へ送付します。
※検診の場合は、ご自宅に検査結果を郵送させていただきます。
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当院のPET診療について

個人に合わせた薬の量
当院では、当日、院内で検査薬を作り、薬剤師が品質管理を行った上で体重にあわせてお薬の量を決定します。これにより、患者さんの体格に左右されず、安定した情報を得ることができ、かつ体内被ばくも最小限に抑えることができます。また、当院のPET検査では、局所的なFDGの集まりを半定量的に数値化すること(SUV値の算出)も可能であり、より、精度の高い診療を行うことができます。
  • 1.サイクロトロンで「18F」を生成します。
  • 2. 合成装置で「18F-FDG」を合成します。
  • 3. 検査薬としての品質を薬剤師がチェックします。
  • 4. 自動投与装置により、個人の体重に合わせた量を注入します。

撮像方法

検査薬の投与後、専用の検査装置(PET装置)を用いて、撮像を行います。
全身撮像の場合は頭頂から大腿部までの体幹部全体が撮像の範囲となります。
 
PET装置は、検査薬内のポジトロン核種(11C、13N、15O、18F、68Ga、82Rbなど)の陽電子が消滅する際に、放出される2本の511keVのγ線を同時計数することにより、画像化します。当院では18F-FDGを投与しますので、糖代謝画像が得られます。
 
当院では、PET-CT装置を使用しております。
この装置は、PET装置にCT装置が加わった一体型の装置で、一度の検査で、PETの画像とCTの画像とを重ね合わせた融合画像を作成することが出来ます。融合画像の活用によって、より明確に病変の部位や範囲を診断することが可能です。

当院のPET-CT装置のご紹介

2018年3月より半導体検出器を搭載したPET-CT装置を導入しました。これまでの装置と比べ、微小病変の描出能力が向上しており、検査時間の短縮や被ばく低減も実現しています。

PET検査でのご注意点

  • 前日は過度な運動はお避け下さい。
  • 当日、検査前6時間の絶食(飴、ガムやスポーツ飲料水を含む)をお願いします。ただし、糖分を含まないお茶や水の飲用は差し支えございません。
  • 糖尿病で治療中の方は、血糖値を150mg/dl以下にされた方がよい検査になります。血糖値によっては、検査を受けられない場合がありますので、予めご相談ください。
  • 糖尿病治療薬以外の定期内服薬については、検査当日に服用されても結構です。
  • より詳しく、診るために、2回目の撮像を行う場合があります。

PET検査の安全性

PET検査中は大きい音もなく、検査装置内を狭く感じることもありません。
着衣のまま検査台に寝ているだけで検査が終わります。
よって、PET検査は苦痛や不快感を伴う検査ではありませんし、安全です。
 
副作用に関しては、投与するFDGが体内に存在するブドウ糖とよく似たブドウ糖製剤であり、アレルギー等の副作用は非常に少ないと考えられています。
PET検査の被ばくは胃のX線検査よりも低く、また、投与されたFDGは110分ごとに放射線が半分になります。
さらに、尿から排泄されますので、翌日までにはFDGは体内からほとんどなくなります。
  • UNSCEAR 2000 Reportより引用