久留米大学病院の放射線部にはCT、MRIを中心とした診断業務および血管造影と血管内治療等が行われる画像診断センター、核医学・PETセンター、放射線腫瘍センターがあり、最新の機器を揃え、高度で先進的な医療を継続して提供できるようにしています。それぞれに専門の放射線科医、診療放射線技師、看護師が配置されています。画像診断センターでは放射線科専門医による読影レポートが正確で適切であるように日々研鑽し、患者さんの苦しみを少しでも減らせるように願い、診療に当たっています。大勢の患者さんが見えられるので、安定して質の高い検査と治療を提供することはもちろん、緊急時対応のためのトレーニングを定期的に実施して安全性を高めるようにしています。本院は日本医学放射線学会画像診断管理認証機構の5項目全てに認証を得ています。
血管内治療を中心としたインターベンショナル・ラジオロジーは画像誘導下に行う患者さんへの侵襲が少ない治療法として、その必要度が高まっています。久留米大学病院においては頭の先から足の先まで全身のどの部位においても高度な治療を行える、機器、機材、そしてスタッフを揃えています。多くの緊急対応に対処し、診療各科の専門医、指導医が協力して高度で適切な治療を行っています。
久留米大学病院のインフラ、縁の下の力持ちである我々の部門は、久留米大学病院に来られる皆様に特定機能病院にふさわしい先進的な検査と治療を安全に提供する準備を整え、安心して受診していただけるようにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
2024年4月
久留米大学病院 放射線部
部長 田上 秀一
部長 田上 秀一