- 心臓ペースメーカーを使用されている方(ただし、条件付きでMRI検査が出来るペースメーカーや除細動器もあります)
- 以前に手術を受け、体内に金属が埋め込まれている方(火傷の恐れがあります)
- 妊娠およびその可能性がある方(胎児の器官形成期にあたる妊娠12週まで)
- 閉所恐怖症など狭いところが苦手な方
- 刺青・タトゥー・アートメイクをされてる方(火傷の恐れがあります)
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放射線部
検査案内
一般撮影検査
放射線(X線)を利用して、病変や骨折などを調べる検査です。撮影する部位によりますが、診断の妨げとならないよう金属やアクセサリーなどの装飾品は取り外していただく場合があります。また、ボタンやファスナーの付いた衣類も診断の妨げになると判断される場合には、検査着へ更衣していただくようお願いしています。検査時間は内容により異なりますが、通常5~15分程度です。なお、この検査に使用する放射線は極めて微量であり、人体への影響はありません。
透視検査
消化管検査では、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の病気を調べます。造影剤(バリウムなど)を胃や腸の壁に付着させ、空気を入れて膨らませた胃や腸の粘膜の状態を観察して撮影します。食べ物や便が残っていると診断に影響することがありますので、診療科で説明を受けた食事制限や前処置を遵守していただくようお願いします。検査時間は内容により異なりますが、通常20~30分程度です。
その他、透視検査では、内視鏡を併用した逆行性膵胆管造影検査、経皮的胆管ドレナージ、また、排尿時膀胱造影検査、尿道膀胱造影検査、尿管ステント留置などの泌尿器科系検査、神経根ブロックなどの整形外科系検査、経気管支鏡肺生検などの呼吸器科系検査などを行っています。
骨塩定量検査
骨密度(骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類の量)を測定することで骨の強さを調べることができます。調べるための方式は幾つかありますが、当院ではDXA法という方式の装置を採用しており、他の方式に比べ測定の精度が高いとされています。骨密度が不足してくると骨がもろく、折れやすくなります。骨粗しょう症やお薬による骨への影響を調べる場合など、定期的に骨塩定量検査を受けることで、骨の強さの変化がわかるため、お薬の量を調整することができます。
検査時間は部位により異なりますが、通常10~20分程度です。予約検査です。
マンモグラフィー検査
乳房撮影専用のX線装置で乳房を圧迫し組織を写し出す検査です。石灰化や腫瘤などの病変が写し出され、視触診では見つかりにくい微小ながんの発見も可能で、乳がんの早期発見につながります。福岡県民で検診対象者であれば、乳がん検診(火曜日・木曜日ともに午前のみ/予約制)も実施しておりますので、ご希望の方はお問合せください。
左右の乳房を片方ずつ圧迫して撮影します。乳房を平らにして中を見えやすくするために圧迫が必要ですので、検査には多少の痛みを伴います。撮影には女性技師が対応していますので、不安なことがあれば何でもご質問ください。当院には、マンモグラフィー認定を受けたスタッフが多く在籍しております。
CT検査
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略で、X線とコンピュータを利用して体の断層像(輪切りの画像)を得る検査です。一般撮影検査と比べ非常に多くの生体情報が得られます。造影剤(ヨード製剤)という薬剤を使用した造影検査では、臓器の病変や血管などを詳しく描写することができます。
検査時間は検査内容によって異なりますが、通常10~20分程度です。
造影剤を使用する場合には検査前に絶食が必要となりますが、水分の補給は多量でなければ問題ありません。常用薬は特に指示がない場合は通常通り飲んでいただいて結構です。また、心臓ペースメーカーや徐細動器を使用されている方や、過去に造影剤でアレルギーがあった方は事前にお申し出下さい。
MRI検査
MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で、強い磁石と電波を利用した画像診断法です。
トンネル状の装置の中に寝ることで、体の様々な断層像(輪切りの画像)を得る検査です。体の様々な断層面が自由に得られ、体の構造や性状を的確に知ることができます。
この検査では、放射線を使わないため放射線被ばくの心配はありませんが、強力な磁場の中に入るため、次のような方は検査ができない場合がありますので事前にお申し出下さい。
トンネル状の装置の中に寝ることで、体の様々な断層像(輪切りの画像)を得る検査です。体の様々な断層面が自由に得られ、体の構造や性状を的確に知ることができます。
この検査では、放射線を使わないため放射線被ばくの心配はありませんが、強力な磁場の中に入るため、次のような方は検査ができない場合がありますので事前にお申し出下さい。
当院の検査は、時間予約制です。検査時間は内容によって異なりますが、通常20~30分程度です。
また、検査によっては造影剤(ガドリニウム・鉄製剤)という薬剤を使用する場合があります。
また、検査によっては造影剤(ガドリニウム・鉄製剤)という薬剤を使用する場合があります。
肝臓・胆嚢・膵臓・胃を対象とした検査では、検査前3時間の飲食を控えていただきますが、それ以外の検査では、検査前に飲食の制限はありません。
ただし、他の検査をあわせて行う場合には、他検査についての注意を守ってください。
ただし、他の検査をあわせて行う場合には、他検査についての注意を守ってください。
検査当日のお化粧(マスカラ・アイシャドウなど)はお控えください。
また、カラーコンタクトレンズを装着されている方は、検査前に外していただきます。
また、カラーコンタクトレンズを装着されている方は、検査前に外していただきます。
血管造影検査・心臓カテーテル検査・ハイブリッド手術室
カテーテル(専用の細い管)を動脈や静脈に挿入し、その先端から造影剤を注入して血行動態や形態を観察することにより診断や治療を行います。
動脈硬化などにより狭くなった血管に対して、専用の風船(バルーン)や金網(ステント)を用いて血管を広げ、血流を改善したり、動脈瘤には金属製のコイルやステントを用いて破裂を予防したりする治療を行います。また、腫瘍を栄養している血管に抗がん剤などを注入したり、不整脈の治療としてアブレーション治療、ペースメーカー植え込み術、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)等を行ったりしています。