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久留米大病院

採用情報

小児外科

概要

「小児外科学」は外科学の中の1分野で、主に発生異常に基づく先天奇形疾患が対象となります。新生児(胎児)から約18歳までという、人間の成長過程において身体的にも精神的にも劇的な変化を遂げる時期の疾患を扱うという特殊性を持っており、そのため小児外科医が対象とする臓器・疾患は広範囲に及びます。成人外科学の基礎は言うまでもなく、新生児学・小児科学・臨床栄養学等の幅広い知識、経験も必要とされる学問です。
受付時間(曜日) 月曜日~金曜日 8:30~17:00
連絡先 TEL:0942-31-7614 FAX:0942-35-4732

診療科の特色

患児とそのご家族に優しい医療を心がけ、日常的にも見られる嘔吐や便秘などの相談から救急搬送の患児まで、あらゆる患児を受け入れています。小児(内)科など他の診療科と共同診療を行い、お互いの専門分野を活かした診療を行っています。

当科で行っている基礎研究、臨床研究(代謝・栄養、消化管機能、漢方など)を積極的に臨床に反映した診察を行い、更なる手術成績の向上に努めています。近年は鼠径ヘルニア、急性虫垂炎、重度の胃食道逆流症などに積極的に内視鏡手術を導入し腸管不全より低侵襲な手術を目指しています。また消化吸収不全患児の栄養管理については、在宅栄養療法等も積極的に取り入れ、患児とそのご家族から高い満足度を得ています。

対象疾患

新生児疾患

食道閉鎖症、鎖肛、腸回転異常症、尿膜管遺残症、小腸閉鎖症、腹壁異常、横隔膜ヘルニア

日常的に見られる疾患

鼠径ヘルニア・精巣水瘤、停留精巣、包茎、乳児痔ろう、臍ヘルニア、肛門周囲膿瘍、慢性便秘症

小児腫瘍

神経芽腫、Wilms腫瘍、リンパ管腫、肝芽腫、奇形腫、血管腫

胆道系疾患

胆道閉鎖症、胆道拡張症、門脈圧亢進症、胆石症

消化器疾患

虫垂炎、メッケル憩室、ヒルシュスプルング病、消化管ポリープ、腸重積症

呼吸器疾患

気管支原性嚢胞、先天性嚢胞状腺腫様形成異常、気腫性嚢胞、肺葉性気腫、肺分画症、気管支性嚢胞、pneumatocele

頭頸部疾患

正中頚嚢胞、側頚瘻孔

外傷性疾患

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